地下鉄始発駅に住む

寝汗かいてた。
ホテルの空調が抑えてあるのか知らんが、効きが悪い。古いホテルじゃないんだけどねえ。
ま、それはそれとして今回の旅の目的である川崎大師に向かいますよ。ゆっくり支度してチェックアウトする。フロントで交通手段と道順を聞いてから溝の口までの送迎バスに乗るわけやね。
赤い電車溝の口から川崎駅まで20分くらい。川崎大師に行くのに更に乗り換えする。ここでお腹がすいたのでがっちり食う。この後の直射日光による疲労を考えてがっちり食うのだ。ごはんはもちろんおかわりだ。
夜はバルとして営業する店らしく、お酒のメニューが豊富だ。そのせいか午前中なのに周りではうまそうにビール飲んでる。ラガーだけじゃなくスタウトとか、ギネス飲んでやがる。つまみはレバーペーストだとう!!
くそう、痛風野郎に対するあてつけかっ。呑むぞ、呑んでもいいんだぞ、このやろう!!!!
と、心の中で思って嫁には言わず、食後のコーヒーを飲む。


美味い。


さて、ローカルな赤い電車に乗りますよ。また赤い電車だけど、京急のイメージカラーって赤だっけ?
コトン、コトンと揺れて進んで三つ目の駅が川崎大師駅。駅前はなんとも寂しい感じ。廃れてきたって感じじゃなく、昔からこうだったようだ。でっかく大師って書いたある門をくぐって歯抜けの片持ちアーケードを進む。開いてる店はだるま屋とくず餅屋。ちょっとにぎやかな仲見世通りはだるま屋とくず餅屋と飴屋。業種を絞ってるなあ。
やっと今回の目的である風鈴市に着いたぞう。まずはのどが渇いたので麦茶をもらう。
人がいっぱい来てるなあ。やたら風鈴を触ってるので何かと思ったら、即売会なのね。いろんな風鈴をみて楽しむんじゃなくて買うのが目的ですか。それはそれで楽しいかも。
端から全部見て、川崎大師詣でしたらもう限界です。暑くてたまらん。涼しいところに逃げ込まねば。
逃げ込んだ先はくず餅屋。
ああ、くず餅屋がこんなにいとおしく見える日が来るなんて。
甘味を食べて復活。


よし、灼熱の川口に帰るぞ。