地下鉄始発駅に住む

成分

痛風の原因となった尿酸値を下げるべく、食事制限と投薬治療に入ってる訳ですが、
本日は定期検査で病院に行くのですよ。
ぷすっと抜いても血液検査の結果はすぐに出ないので後日改めて。
せっかくなので血液型も調べてもらおうかと思い聞いたところ、
検査代と証明書類代で4000円くらいかかるらしい。
思ったより高いなあ。
ちょっと考えていたら先生が、
献血したらすぐわかるし、他の肝炎とかHIVとかの検査もタダでやってくれるよ。
しかも社会貢献できます。」


社会貢献か。それはいい響きだ。
血を取られるってのは抵抗があったので今まで避けてたけれど、
なんか大義名分ができた感じ。
よし、「社会貢献」してこよう。そして長年不明だった自分の血液型を確かめるのだっ!!
駅前の献血センターに喜色ばんで飛び込む。


「抜いてくれっ!!!!」


まずは受付票を書けとの事。
そりゃそうだ。
サクサクと住所氏名、渡航歴とか病歴とかを記入する。
問診まで時間があるので無料のコーヒーを飲んで待つ。
お菓子も無料なんだね。札幌は終わったらハンバーガー券くれるとこあったよね。
ここはなんかあるのかしら?


しばし待合室で待ち、問診室に呼ばれる。
尿酸値を下げる薬を飲んでる事聞かれ、肝機能について質問が矢継ぎ早に飛ぶ。
ん?なんか不穏な感じだなあ。
確かにγGTPは高いけど、病気した時よりは下がったし、
前から高かったから僕の標準は高いのかもよ。


奴の眉間にシワが寄る。


そうか、肝機能に疑いがある人間の血はまずいのですね。
前から高いってのは先天的な問題の可能性ありって事なんですね。


要するに「お前の血は使えねえ。そんなの血はいらねえ。」って事ですね。


がっかりだよ。